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9月の古東だより

2020.08.28 古東だより

7月の長雨とは打って変わって、夏らしい暑い日が続いております。子どもたちはプール遊びを十分に楽しんでおります。8月22日23日のお泊り保育はさほど暑くもなく、無事に開催することができました。ご家庭での準備等ありがとうございました。子どもたちは少したくましくなって帰ってきたのではないでしょうか。自信につながったことと思います。

お盆休みはどこかへ出かけられたのでしょうか。コロナの影響でいつものような休みではなかったことでしょう。そんな中、こんなニュースを目にしました。バーベキューのゴミを放置していく人がいるというのです。しかもバーベキューの道具まで捨てていくことも。信じられません。もしこの団体が家族連れであったとしたら。子どもは、ゴミは放置していくものだと思うことでしょう。なんとも不幸なことです。環境への影響、それを片付ける方々への迷惑。思い出すだけで怒りがこみ上げてきます。

一方で私は、ある公共的な場所でお弁当を食べている親子を見かけました。お父さんが、小さいお子さんにこう話しかけていました。「あとから来る人たちが気持ちよく使えるように、ゴミを拾っていこうね」。涙が出そうになりました。子ども主体の言葉がけとは、こういうことを言うのですね。こんな言葉をかけられて育つ子はいい大人になるに決まってます。なんて素敵な子育てなのだろう。なんて素敵な家族なのだろう。翻って、私はこんな言葉がけをしているのだろうか。自信ありません。

ものは言い方です。伝え方です。同じことを伝えるにも、受け止める側にとってどうなのか。前向きに受け止めることができるのか、それともただ単に指示されただけと感じるのか。その差は果てしもなく大きいのです。