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10月の古東だより

2021.09.30 古東だより

少し前の話題になります。賛否両論のある中、東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。とりわけパラリンピックの選手たちの活躍から、いろいろなことを考えさせられました。水泳競技には片足の選手、片腕の選手、もっと重度の障がいを持つ選手がいました。その選手たちが、私たちよりもはるかに早いスピードで泳ぐのです。オリンピックに出場している選手よりも厳しい練習を重ねているのではないか、と想像しました。さらにその背景には、私たちが知り得ない苦しい経験をしてきたのだろうとも思いました。

私は五体満足です。パラリンピックの選手たちと比べれば身体的には恵まれているのかもしれません。しかし、金メダルを取るような喜びに浸ることは叶いません。自分と他人を比べるということをやめることは難しいのですが、本質的な意味はないのかもしれません。他人が優れていれば嫉妬を生みます。自分が優れているとわかれば見下してしまうこともあり得ます。

「ひとりひとり違う」こと。迷いながらも最終的にこの基本に立ち返らないといけない、と思います。誰しも人生という大きなドラマの主人公です。他人から見ればささいなことであっても、自分にとっては大きな喜びであり、悲しみです。このことを尊重することが、人権を守るということなのでしょう。これを肝に銘じながら保育していきたいです。自らを省みる機会となりました。