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11月の古東だより

2022.12.22 古東だより

朝は冷え込むことが多くなってきました。少しずつ冬の足音が聞こえてくるようです。10月には遠足がありました。どのクラスも良いお天気に恵まれました。年中長組は須坂市動物園へバス遠足でした。全国各地の動物園では、様々な工夫を凝らした仕掛けで集客に成功しています。先駆的だったのが北海道にある旭山動物園です。動物がより自分らしく?動物らしく生活できるような環境を設定することで、動物本来の姿を見られるようにしたのです。須坂市動物園も様々な工夫をしており、楽しむことができました。

 公園内には池があります。その周辺を歩いていました。池にはペットボトルが浮いています。捨てられたものなのかは定かではありません。それを見た子どもが、「いけないんだよね、あんなところにすててある」と言いました。周りの子どもたちも「そうだそうだ!」と言い始めました。私はそれを見ていて嬉しくなりました。本来ゴミ箱にあるべきペットボトルが、池に浮いていることに対して、子どもたちが「違和感」を持ったということなのです。なんだか気持ちが良くない、と思ったのでしょう。この感覚は非常に大切なことで、それは周りの大人(家庭もしくは保育園で)が同じ感覚を持っているからに他なりません。

 教育とは言葉のみならず、大人の生き方を通して行うものなのだと改めて感じ、自分自身の姿を省みる機会となりました。