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11月の古東だより

2019.11.08 古東だより

台風19号による豪雨が、長野市とその近郊地域にも大きな被害をもたらしました。保護者及び親族の方々からも、被害を受けられたという報告を受けております。心よりお見舞い申し上げます。

かなり勢力の大きな台風がやってくるという報道が何日も前からありましたが、正直なところ私自身心のどこかで油断していました。「長野県は山に囲まれているから大丈夫だろう」という油断です。12日の昼間から降り続いていた雨により、水量が増した千曲川の堤防が決壊したというニュースを13日の朝目にすることとなりました。慣れ親しんだ地域が水で覆われていくヘリコプターからの映像は、悪夢を見ているようでした。

長野市内の保育園では、私立の豊野みなみ保育園、公立の長沼保育園がそれぞれ水に浸かってしまいました。豊野みなみ保育園は、同じ保育理念のもと研鑽を重ねている仲間です。後日掃除の手伝いに行ってきましたが、目を覆いたくなるような状況でした。同じ地で保育を再開するのは不可能に近いでしょう。今後もサポートが必要です。

今回の災害は、たまたま連休中に起きました。もしもこれが、平日であったならば。さらに昼間であったならば。保育園ではどういう対処ができたのでしょうか。深く考えさせられました。保育園では毎月避難訓練が義務付けられています。火事、地震、不審者。そして水害。訓練のための訓練とせず、常に様々なことを想定して真剣に取り組んでいくこと。胸に刻んでまいりたいと思います。