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2月の古東だより

2021.02.03 古東だより

1月30日に発表会を開催しました。感染症対策のため三部制にして、人数制限をさせていただきました。本当であれば多くの皆様にご覧頂きたいところでした。ご理解ご協力をいただき、ありがとうございました。

発表会は、現時点での子どもたちの姿(発達)を発表する場です。発達段階は年齢で違いますし、さらに同じ年齢であっても一人一人違います。同じであるのは発達の順序だけであり、スピードは皆違うのです。そこをきちんとみていくことが保育・教育の質であると考えます。子どもには得意・不得意があります。好き嫌いもあります。現場の保育者たちは、難しさを感じながらも子どもたち一人一人に真摯に向き合っていました。子どもたちは頑張りましたし、保育者たちも頑張りました。

子どもたちの発表を舞台袖から眺めながら、「なんでこんなに頑張れるのだろうか」とふと思いました。子どもたちの目線の先には、保護者の方々がいました。保護者の皆さんを、キラキラとした瞳で見つめながら、楽しそうに発表している子どもたち。あ、そうか。大好きなおうちの方々がいるから、こんなに頑張って張り切ることができるのだ、ということに気付かされました。そう思うと涙が出そうになりました。最後の『しんらんさま』の歌。「しんらんさまは、にこやかに、わたしのとなりにいらっしゃる」。しんらんさまは、まさにおうちの方々なのですね。いつも隣にいて、安心させてくれる存在。その存在があるからこそ、子どもたちは頑張れるのですね。

子どもたちは発表を終えると口々に、「あー、たのしかった!」ととびきりの笑顔を見せてくれました。たくさん応援してくださってありがとうございました。私たちも多くの学びを得ることができました。

今年度もあと2ヶ月。残り少なくなりましたけれども、精一杯保育してまいりたいと思います。よろしくお願い致します。