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12月の古東だより

2025.01.31 古東だより

ある言葉に出会いました。

〜大事なのは「何を言うか」よりも「何を言わないか」 「いかに気の利く一言を言えるか」よりも「いかに余計な一言を言わないか」〜

日常生活でも仕事でも、言葉を発することが大切だと誰もが思っているはずです。しかし、「あえて言わない」という選択肢もあるのだな、と保育現場で感じることがよくあります。我慢して見守ることで子どもが、「なんとか自分で解決しよう」、というモードになることがあるからです。大人が考える以上に、子どもがやろうとしている時があるからです。大人が言うことで、かえってプライドを傷つけてしまうこともあります。余計な一言でやる気をなくすこと、大人でもありませんか?

よかれと思って言った結果、必ずしも良くなるとは限りません。言い方もあります。どのように言ったら伝わるのかも考えなければなりません。

「言う」「言わない」という選択肢があること、そして「言う」にしても「伝え方」が大切なこと。それによって受け止め方も変わってしまうこと。このようなことを理解できると、コミュニケーション能力が高まるのだと思います。