11月の古東だより
2025.11.29
古東だより
お子さんが育っていくと、「なんで?」「どうして?」と聞いてくる場面が多くなってきます。子どもは身の回りで起きることに対して、さまざまな興味を持ち始めるからです。大人の会話にも入ってきて、意外にも理解していることに驚くこともあります。子どもは私たちが考えている以上に、たくさんの情報を五感をつかって拾ってきます。その結果が、「なんで?」です。それに対して私たち大人はどう答えればいいのでしょうか? ある本によると、まずは一緒に驚くことが大事なのだそうです。「そうなんだ! なんでだろうね」。大切なのは、「なぜか?を自分で考えること」と、「聞いてもいいのだ」という信頼感だというのです。
私たちはつい、正解を教えたがります。でも、正解を教えたらそれで終わりです。その「なぜ」を自分なりに考え、いつの日か学校でその答えを知ったり、本を読んで学ぶことが大切なのだろうと思います。乳幼児教育ではいろんな体験が大事なのですね。




