少し前の話になりますが、5月9日に「花まつり」を行いました。ご家庭でお花を用意いただき、ありがとうございました。花まつりは、仏教保育園にとって大切な行事の一つです。仏教の教えをひろめられた、お釈迦さま（ののさま、と子どもたちは呼んでいます）のお誕生をお祝いする行事です。園長が子どもたちにお釈迦さまの誕生のお話をしました。よく話を聞いてくれました。子どもは正直なので、興味深い話には素直に耳を傾けてくれます。難しい話なのですが、おうちの方に報告があったかもしれません。正確に伝えることは難しいと思いますが、「伝えようとする気持ち」自体がとても尊いことなのです。発達的に大切なことです。そして今年は特に、「この世に生まれたことが、どんなに素晴らしいことなのか」を伝えたいと考えました。さらに子どもたちがそれを感じるためには、わたしたち大人の接し方にかかっています。「この世に生まれてよかった」。誰もがこの確信をもって生きていって欲しいものです。

花まつりといえば、毎年５月５日に開催している、「仏都花まつり」があります。今年も当園から何人か参加していただきました。お稚児さんの衣装を見に纏い、善光寺さまへ歩きます。今しか体験できない機会です。来年度以降、参加をお勧めします。